歯周病治療

歯周病はなぜ怖い病気なのか

歯周病はなぜ怖い病気なのか

まず、歯周病の初期段階は無症状のため、知らずに症状が進行してしまう危険があります。噛むと痛みがある、歯茎が腫れる、口臭が気になるなどの自覚症状が起こったときには、すでに骨にまで影響が及んでいることも多いです。 次に、歯周病はいったん進行すると、その抑制が非常に難しい病気です。歯周ポケットが深くなるほど治療は困難になり、多くの時間や労力などのコストを払うことになります。

また、歯周病菌はお口の中だけでなく、全身に悪影響を与えることも明らかになっています。例をあげれば、糖尿病や循環器系の疾患、脳血管障害、アルツハイマー病、早期低体重児出産などと関わりがあるといわれています。

歯周病になると、このような病気にかかるリスクも高まりますので、みなさんにはぜひ、お口の健康を保っていただきたいと考えております。

むし歯と歯周病のちがい

むし歯は歯の一部を失う病気であり、歯周病は歯そのものを失う病気です。

歯を失うと噛み合わせが変わるために、顎への負担や体のゆがみにつながります。滑舌や発音への影響もあります。

生活へのダメージという点では、歯周病の進行はむし歯の進行よりも深刻なものではないでしょうか。

歯周病の原因について

歯周病の原因について

ダイレクトな原因は歯周病菌です。歯周病菌は常にお口の中にいるもので、たとえ発症していなくても、存在していると考えてよいでしょう。

間接的な要因としては、睡眠不足や栄養不良、喫煙などの生活習慣があります。その他、遺伝的要因や、糖尿病などの病気が引き起こす場合もあります。

当院の歯周病治療の流れ

当院ではゴールをしっかりと定め、4ヶ月で終わることを目標としています。

1.プラークコントロール

高圧的な指導はいたしません。患者さんが自発的にお口のケアを行いたくなるような、“気づきを促すブラッシングのお話”をするように心がけています。

2.再評価・歯石取り

次回ご来院時に再評価をして、初期治療(SRP=スケーリング・ルートプレーニング)を行い、歯周ポケット内の歯石を取っていきます。

このように、当院の歯周病治療は非常にシンプルです。

歯周病菌を増やさないためには

歯周病菌を増やさないためには

歯ブラシ、歯間ブラシ、タフトはぜひ使っていただきたいのですが、歯周病菌を増やさないために大切なのは、それぞれの道具を正しく使うことです。

メンテナンスの重要性

メンテナンスの重要性

継続して30年間メンテナンスを受けている方と受けていない方を比べると、残っている歯の量が6本違ったというデータもあります。

せっかく歯周病治療をしてキレイなお口を手に入れられたのであれば、メンテナンスを通してその状態の維持を行うことで、将来の結果はまったく変わってくると思います。

一度クリーニングを行ったとしても、お口の状態は3ヶ月もすれば元に戻ってしまうものです。

3ヶ月から半年の間隔で、プロフェッショナルなクリーニングを受けていただくことをおすすめしています。

ご相談・ご予約はお気軽に

お口の事でお悩みがありましたら、
abcデンタルクリニックまでお気軽にお越しください。

pagetop