2025.03.17
こんにちは、abcデンタルクリニックです。
舌の表面に白っぽい、または黄色がかった汚れがついていることはありませんか?この汚れは「舌苔(ぜったい)」と呼ばれるもので、口臭などのお口のトラブルの原因になるかもしれません。今回は、舌苔ができる原因やその影響、効果的な対策についてご紹介します。
●舌苔とは?●
舌苔とは、舌の表面に付着する細菌や食べかす、粘膜のかすが混ざり合ってできる白色や黄色の苔状の汚れのことです。私たちの舌の表面にはたくさんの小さな突起(舌乳頭)があり、その隙間に細菌や食べかすが溜まることで舌苔が形成されます。特に、口の中が乾燥しやすい人や、唾液の分泌が少ない人は舌苔がつきやすい傾向にあります。
●舌苔ができる原因●
舌苔ができる主な原因には、以下のようなものがあります。
① 口腔内の清掃不足
歯をしっかり磨いていても、舌の清掃が不十分だと舌苔が溜まりやすくなります。特に、舌の奥の方は汚れが残りやすいため注意が必要です。
② 口の乾燥(ドライマウス)
唾液には口の中を洗浄する役割がありますが、唾液の分泌が減少すると舌の表面に汚れが付着しやすくなります。加齢やストレス、水分不足、口呼吸の習慣などが口の乾燥を引き起こす要因になります。
③ 食生活の影響
糖分の多い食品や、粘り気のある食べ物を頻繁に摂取すると、舌の表面に汚れが残りやすくなります。また、柔らかい食べ物ばかりを食べると、舌の汚れが自然に落ちにくくなります。
④ 胃腸の不調
消化器系の不調も舌苔が増える原因になります。胃が荒れていたり、腸内環境が乱れていたりすると、口の中の細菌バランスが崩れやすくなります。
●舌苔が引き起こす影響●
舌苔を放置すると、次のような問題が発生することがあります。
・口臭の原因になる
舌苔には多くの細菌が含まれており、これが分解される際に強い口臭を発生させることがあります。特に、起床時や空腹時に口臭が気になる場合は、舌苔が関係している可能性が高いです。
・味覚が鈍る
舌の表面が舌苔で覆われると味を感じる舌の機能が低下し、味覚が鈍くなることがあります。食事の楽しみが減るだけでなく、味付けが濃くなりがちになり健康への影響も考えられます。
・口腔内の衛生状態が悪化する
舌苔が多いと口の中の細菌が増殖しやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。歯磨きだけでなく、舌のケアも行うことが口腔内の健康維持に役立ちます。
●まとめ●
舌苔は口臭などさまざまなお口のトラブルの原因となるため、日頃のケアがとても重要です。舌苔がなかなか取れない、口臭が気になるという方は、歯科医院でのチェックを受けてみましょう。
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