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なぜ起こる?「歯が浮く感じ」の原因とは

2022.04.14

こんにちは。 abcデンタルクリニックです。

 

 

歯が痛いわけじゃないけど、なんだか変な感じがする、ってことありませんか?

酸っぱいものを食べたときに唾液がたくさん出て感覚がマヒするような違和感、なんだかイヤな感じ=歯が浮く、という状態です。

一瞬「ヤバい、虫歯かな」と心配になるけど、「でも別に痛くはないし」と放置しがちですよね。

 

これは、あごの骨と歯の間をつないでいる「歯根膜(しこんまく)」と呼ばれる薄い膜になんらかの刺激やダメージが起こって現れる症状です。

 

歯根膜は、歯でものを噛んだ時の衝撃が骨に直接かからないように、その衝撃を和らげてくれる働きをしています。(クッションみたいなものですね)

また、ものを噛んだ時の感覚や刺激を脳に伝える、という役割も果たしています。

そのため、この歯根膜に異常があると、ものを噛んだ時に脳が「なんか変だな」と感じてしまうというわけです。

 

それでは「歯が浮く」と感じた時、みなさんはどうしていますか?

多分疲れてるからだな、とそのままスルーしてしまう方が結構多いのではないでしょうか。

 

もちろん疲労やストレスも原因のひとつです。

人は疲れると、身体全体の血液やリンパ液の循環が悪くなります。

それが原因で歯が浮く場合は、歯ブラシで優しく歯茎をマッサージしてみてください。

血行がよくなり歯が浮いた感じも改善してきます。

 

「歯ぎしり」も歯が浮く原因のひとつです。

起きている時の食いしばりは、自分でなんとか意識してコントロールすることができるかもしれませんが、寝ている時はそうはいきませんよね。

無意識に行っている歯ぎしりは、歯を強い力で左右に大きく揺さぶるため、歯根膜が引っ張られて歯が浮いたようになります。

これは自分では対処が難しいので、歯ぎしりの強い方は歯医者さんでマウスピースを作って、歯や歯茎を守るとよいでしょう。

 

疲労や歯ぎしりに心当たりがない方は、もしかしたら歯周病が原因かもしれません。

歯周病は、軽度なら歯磨きの際に血が出る程度ですが、進行してくると、歯周病菌のせいで歯茎が腫れて歯根膜も炎症を起こしてしまい、歯が浮いているように感じてしまいます。

こうなったら迷わず歯医者さんに行くことをお勧めします。

 

気になる症状のある方は、いつでもお気軽にご相談くださいね♬

投稿者:abcデンタルクリニック

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