2022.06.14
こんにちは。abcデンタルクリニックです。
ジメっと鬱陶しい雨の季節。
「雨が降ると頭痛がする」「雨が降ると関節が痛む」などとよく言いますが、実は「天気が悪い日は歯が痛む」という方も意外と多くいるものです。
いわゆる「気候病」のひとつで、台風の時なんかにも同じような症状がでることがありますよね。
では、なぜ雨が降ると歯が痛むのか?
原因は、そう!「気圧の変化」です。
歯の中には、神経や血管などが通っている空洞(歯髄腔)があり、その中には「歯の神経」である歯髄が入っています。
悪天候によって気圧が変化して低くなると、歯髄腔の内側から外側へかかる圧力が大きくなるので、神経が刺激されて痛みを感じる、というわけです。
ただ、「この歯痛はお天気のせいだから」と、鎮痛剤を飲んだりして、毎回一時しのぎで済ませているのはよくないかもしれません。
「お天気痛」が頻繁に起こるという方は、実は虫歯だったり、詰め物や被せ物が古くなっていたり、歯茎に膿がたまっていたり、ということも考えられるからです。
雨の季節、なんだか最近歯が痛むな・・・と思ったら、そのままスルーせずに一度歯医者さんに相談してみてくださいね。
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