2022.07.05
こんにちは!abcデンタルクリニックです♬
さて、先日骨太の方針で「国民皆歯科検診」が明記されました。
これは、すべての国民が歯科検診を受診することを意味するのですが、この実現に向けて検討を始めるというのです。
日本の歯科検診の受診率は、世界の先進国に比べて非常に少ないのが現実です。
歯科検診を拡大する背景については、「歯周病などを予防することで他の病気の予防にもつながる」ということです。
歯周病は、細菌の感染により引き起こされる疾患で、悪化すると、歯の周りの歯茎や歯を支える骨などが溶けてしまうのです。最悪の場合は、歯を抜かなければなりません。
最近では、この歯周病が、心臓病や糖尿病、誤嚥性肺炎、脳梗塞などの全身疾患、また早産などにつながるといったデータもあります。
このように、万病のもとともいえる歯周病から他の病気になるケースを予防できれば、結果的に全体の医療費も抑制できると考えられます。
また、歯科検診を定期的に受けることで、以下のようなメリットがあります。
歯科検診を受けることで虫歯や歯周病のトラブルを未然に防ぎ、歯の健康を守ることが大切です。
歯の健康を守る予防処理を受けることによって、歯や歯茎を良い状態に保つことができるでしょう。
特に、歯周病は自覚症状が現れにくく、歯茎の腫れや出血の症状が出てきたときは、既に歯肉炎や初期の歯周炎にまで進行しているケースもあるのです。
歯科検診では、歯のクリーニングや歯石の除去を行い、歯周病の原因になる歯垢や歯石を取り除き、歯周病を防ぎます。
歯は失って初めて自分の健康な歯のありがたさを感じるものです…。
歯の健康は、全身の健康と切っても切り離せない関係です!
生涯ご自身の歯で食事を美味しく楽しめるように、また、全身の健康を守るためにも、ぜひ定期的な歯科検診を受けましょう♬
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