2022.10.03
こんにちは。abcデンタルクリニックです。
皆さんは、ふとしたときに口腔内の唾液が不足し、お口の中が乾燥したように感じることはありませんか?
唾液が減少し、乾燥する症状を「ドライマウス」と言います。
「単に口の中が渇いているだけだから大丈夫!」と考える方も多いですが、実はドライマウスはさまざまなトラブルを引き起こすので注意が必要です!
■ドライマウスによる弊害
健康的な成人の場合、唾液は1日に平均1.5リットルほど分泌されます。
ドライマウスはいろいろな理由によって唾液が少なくなり、口腔内が乾燥した状態になります。
唾液が減少してドライマウスになると、以下のようなトラブルが起こるので気を付けましょう。
・虫歯や歯周病のリスクが高まる
唾液は、口腔内の汚れを洗い流して衛生的な口内を保つ役割を持っています。そのため、ドライマウスになると、口腔内の衛星が保てなくなり、虫歯や歯周病にかかりやすくなるのです。
・口臭が悪化する
唾液にはお口の中を洗浄する自浄作用があります。ドライマウスになると唾液の自浄作用が働かなくなるので、口腔内に汚れが溜まりやすくなり、口臭が悪化するでしょう。
・舌の痛みやひび割れが起こる
ドライマウスによって口腔内の潤いが失われると、舌がひび割れ、痛みを伴う可能性があります。
■ドライマウスの予防法
日頃から行えるドライマウスの予防法を知って、毎日実践しましょう♬
・こまめに水分補給する
唾液にはさまざまな成分が含まれていますが、その大半が水分です。つまり、水分不足になると唾液が生成されないので、こまめに水分補給することが大切です。
・キシリトールガムを噛む
ガムを噛んで唾液腺を刺激することは、唾液の分泌を促します。また、ガムはキシリトールガムを選び、虫歯予防にも配慮すると良いでしょう♬
・鼻呼吸を意識する
口呼吸の原因は人によってさまざまですが、普段から意識して鼻呼吸を心がけることは、ドライマウスを防ぐうえで重要です!
ドライマウスは虫歯や歯周病につながる可能性があります。
気になる方は、ぜひこまめに水分補給などをしてドライマウスを防ぎましょう。
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