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親知らずは抜いたほうがよいの?

2023.06.15

こんにちは、abcデンタルクリニックです。

 

多くの方が気になる「親知らず」。抜歯は痛そうだから…と心配になるかもしれませんが、抜いたほうが良い親知らずと、抜かなくても良い親知らずがあります。

 

●親知らずの生え方●

親知らずとは前から8番目の歯ですが、実は全ての方に必ず生えてくるとは限りません。先天性欠如といって、もとから親知らずが生えない人も近年は増えています。親知らずがある場合も生え方に3パターンがあり、まっすぐに生えてくる歯、斜めに生えてくる歯、真横に生えて歯ぐきの下に埋まっている歯があります。

 

●抜いたほうが良い親知らずとは●

親知らずが斜めに生えていると、手前の歯との間にすき間ができ、そのすき間に汚れがたまりやすくなります。それにより、むし歯や歯周病になりやすくなるというリスクがあります。もし親知らずがむし歯になってしまうと、手前の歯も一緒にむし歯になってしまうこともあります。また、汚れがたまることによって歯ぐきに炎症が起こる「智歯周囲炎」になると、一時的に症状が改善しても再発することが多いです。このようなケースでは、親知らずは抜いたほうが良いでしょう。

 

●抜かなくても良い親知らずとは●

一方、親知らずがまっすぐに生えていて、歯磨きに支障がない場合は積極的に抜く必要はありません。むし歯や歯周病にならないよう、ワンタフトブラシなどの補助清掃用具も活用しながら毎日丁寧に磨くようにしましょう。また、歯ぐきの下に埋まっている親知らずに関してもあえてすぐに抜歯を検討する必要はありません。もし矯正治療などを受ける予定があれば、その際に親知らずをどうするか担当医の見解を仰ぎましょう。

 

●まとめ●

親知らずは生えてきたからといってすぐに抜歯をしなければならない、というわけではありません。お口の中の状況に合わせて最善の方法を選択していきましょう。

親知らずが気になる方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。

投稿者:abcデンタルクリニック

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