abcブログ

ホワイトニングが効かない歯がある?

2024.11.15

こんにちは、abcデンタルクリニックです。

 

歯を白くするためにホワイトニングは非常に効果的な方法ですが、すべての歯がホワイトニングに適しているわけではありません。ホワイトニングが効かないケースもあり、その原因によっては他の治療法を検討する必要があります。今回は、ホワイトニングが効かない歯の種類やその原因についてご紹介します。

 

●ホワイトニングが効かない歯の原因●
ホワイトニングは歯の表面にある着色汚れを分解することで効果を発揮しますが、変色の原因が歯の内部にある場合や特定の条件下で変色している歯には、効果が期待できないことがあります。

 

・神経を失った歯(失活歯)
神経が死んでしまった歯は、通常のホワイトニングではあまり効果を得られません。これは歯の内部から変色している場合、外側からのホワイトニングが効かないからです。この場合、ウォーキングブリーチという歯の内部から漂白する特別な方法が必要になります。この方法では失活歯の内部に漂白剤を注入し、時間をかけて白くしていきます。

 

・テトラサイクリン歯
幼少期に抗生物質のテトラサイクリンを服用したことが原因で、歯が灰色や茶色に変色することがあります。このような変色は歯の内部に染み込んでおり、一般的なホワイトニングでは改善が難しいことがほとんどです。高濃度のホワイトニング剤を使うこともありますが効果には限界があり、完全に元の色に戻すことはできません。

 

・加齢による変色
年齢とともに歯のエナメル質が薄くなり、内側の象牙質が露出することで黄ばみが増します。加齢による変色もホワイトニングである程度改善できますが、エナメル質の損失が進んでいる場合は限界があります。このような場合象牙質自体の色を変えることは難しいため、ホワイトニングの効果が期待できないことがあります。

 

●ホワイトニングが効かない場合の対処法●
ホワイトニングが効かない場合でも、他の方法で美しい白い歯を取り戻すことが可能です。例えば、セラミッククラウンを使って歯全体を覆う方法があります。セラミックは天然の歯に近い透明感を持ち、長期間にわたって美しい見た目を保つことができます。加えて耐久性も高いため、審美的にも機能的にも優れた選択肢です。

 

●まとめ●
ホワイトニングは多くのケースで効果的な治療法ですが、特定のケースでは期待通りの結果が得られないことがあります。歯科医師とよく相談しながら、ご自身の歯の状態に応じて最適な治療方法を選択しましょう。

投稿者:abcデンタルクリニック

ご相談・ご予約はお気軽に

お口の事でお悩みがありましたら、
abcデンタルクリニックまでお気軽にお越しください。

pagetop